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此処は七罪が気紛れに珈琲について語るブログです。
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Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by 七罪【ナツミ】 - 2020.01.13,Mon

Hu jambo!
タイトル通りの内容です。
俺がTwitterや此のブログは勿論、
仕事や私事でも度々口にしていた
五湯式・七湯式(ゴトウシキ・ナナトウシキ)
と言う言葉・・・
実は今迄も「如何いう意味ですか?」
と聞かれる事が有って其の都度答えてはいたんですけど
此れだけ聞かれ続けて具体的に書かずにいるのも
如何かと思ったので今更ながら
書いていこうと思った次第です。


結論から言うと「五湯式・七湯式」と言うのは
お湯を注ぐ回数の事を言います!
俺の場合は蒸らし時の時に注いだ分の
お湯はカウントしません
蒸らし時に注いだお湯も
注湯回数に含める方も居ます。
俺は「~湯」って言いますけど
「~投」と言う方も居ますがどちらが正しくて、
どちらが間違ってるとかはないっす!


ハンドドリップにハマりだした頃は
安定した味を抽出し易い一湯式をメインに
珈琲を楽しんでいました。
然し大阪の珈琲屋で働いて抽出の猛特訓をしてからは
五湯式・七湯式をメインにするようになりました。
と言うのも大阪の珈琲屋の抽出法が
五湯式がメインだったからですね。
猛特訓中に一湯式と職場での五湯式で
淹れた珈琲を飲み比べてみたところ
一湯式の珈琲は香りが少し弱く、
複雑性が感じられない単調な味になっていました。
勿論メリットも有って安定した味を誰でも抽出し易く
淹れたてはボディー感も確りとして飲み応えが有るので
少量をサクッと飲みたい場合は
一湯式が良いかも知れません。
五湯式は香り高く、複雑性の有る味に仕上がっていて
珈琲の甘味を感じ取り易い印象です。
多めに淹れて作業をしながら
ゆっくり飲みたい場合は五湯式が良さそうですね!
デメリットとしては注湯時の調整と、
安定した味を継続出来るようになる迄の
コツを掴むのに時間がかかってしまう事ですね。


七湯式は五湯式を浅煎り・中煎り用に
アレンジしたものです。
浅煎り・中煎りはお湯に触れる時間が長いと
雑味が出易くなるので
一度に注ぐ量を
五湯式よりも少量にして回数を増やして注湯します。

因みに蒸らし時間も焙煎度と豆の鮮度によって変えてて
新鮮な豆は浅煎り・中煎りだと15秒、
中深煎り・深煎りは30秒蒸らして
或る程度時間が経った豆(焙煎から2ヶ月以上)は
焙煎度問わずで蒸らし無しで抽出してます。
と言うのも豆に含まれるガスを抜き切ってしまうと
上手く抽出出来ないからです。
焙煎から時間が経ってしまったものなら尚更です。
膨らまない豆も美味しくなりはするものの
ハンドドリップし辛いのでそういう時は
フレンチプレスで楽しむ事をお勧めします!
保存の仕方にもよるので一概には言えませんが
俺みたいに常温で冷暗所で保存する場合は
こういう楽しみ方で良いんじゃないかと思います。


後は注湯回数だけでなくお湯の太さ(細さ)を
変えるタイミングでも味が変わってきます。
注湯回数や注湯時のお湯の太さ(細さ)を
変えるタイミングは下記の図のようになってますので
参考にしてみて下さいね!


最後になりましたが「~湯式」なんて
ほざいてますが別に流派や派閥が有る訳ではなく
何と無く「~式って格好良くね!?」みたいな
軽いノリで言い始めた事なので
特に深い意味は有りません!
ブランディングや拘りの強さから若しかしたら
流派や派閥なんてものが存在するかも知れませんが
俺はそういうの気にせず珈琲と戯れます!
長くなりましたが此処迄読んで下さり
有難う御座います!
Tutaonana tena!



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